胃潰瘍の症状や治療法、胃がん(胃ガン)・胃炎とストレスについてなど。下痢やむかつきなど胃潰瘍の症状をチェックしてみましょう。
胃潰瘍の症状とはどんなものでしょうか。胃潰瘍は胃がん(胃ガン)や胃炎などの病気の場合もあるので、治療には専門の医師の診断を受けましょう。胃潰瘍で多い症状は下痢やむかつきなどがあります。またこれらはストレスからくる場合もあります。胃潰瘍とは胃から分泌される胃酸と、胃壁を守る粘液の分泌とのバランスが崩れる病気です。胃酸によって胃壁に穴が空く場合もあり、胃に痛みを感じたり、時には出血を起こす症状もあります。重度の胃潰瘍の症状の場合は、胃壁の穴が貫通して胃の外側にまでつながる場合もあります。胃潰瘍の症状は中年以降に多く、若者の場合は十二指腸潰瘍が多いです。胃潰瘍の症状の代表的なものは下痢やむかつきなどの腹痛です。他には食欲減退・吐血・体重減少・背部痛などが挙げられます。人によっては胃潰瘍による下血やもたれ・胸焼けなどの症状も発症します。合併症では、穿孔と出血があり、そうなった場合には急いで専門医の治療を必要とします。出血時には、気分不快・冷汗・頻脈・吐血・下血・血圧低下などの症状が発症します。
胃潰瘍の治療には、食事療法と薬による治療を合わせて行うのが良いでしょう。胃潰瘍や十二指腸潰瘍の治療薬には防御機構を助けるものや胃液の分泌を抑える効果があります。胃潰瘍が酷い場合には内視鏡手術を行う病院もあります。しかし胃・十二指腸潰瘍などは薬で治る場合が多いです。胃液の分泌を抑える薬には、抗ムスカリン薬(抗ムスカリン受容体拮抗薬)やH2ブロッカー(ヒスタミンH2受容体拮抗薬)などがあります。その他に胃潰瘍の治療に使用される薬に、精神安定剤や制酸薬(胃液を中和する)などもあります。胃潰瘍の薬は必ず専門医師による検査・診断を受けましょう。そして処方してもらったものを飲むようにしましょう。胃潰瘍だと思っていても(激しい胃痛や下痢・むかつきなどの症状)、胃がんや胃炎などで重い病気に発展する場合もありますので、必ず医師の診断にかかることをおすすめします。またストレスからくるもので胃潰瘍だと思って病院で検査をしても何も異常が無いということもあるようです。その場合、ストレスからの自律神経失調症などの場合もあります。
胃潰瘍の症状の一部には胃がん(胃ガン)にともなって発生する場合があります。これは胃がんの組織が脆弱なことにより、胃酸によって消化されてしまうからと言われます。潰瘍形成型の胃がんの場合、初めての内視鏡検査では、胃ガンの存在に気づかない場合がたまにあります。胃ガンと胃潰瘍の判別が難しいときは、生検という検査を行います。それが胃癌による胃潰瘍ではないことを認識する必要性があります。
胃・十二指腸潰瘍は、症状により軽い場合には2・3ヶ月の治療で治ります。しかし再発しやすい特性をもっているため、胃かいようの再発防止に努めましょう。現代の社会は残業などの過労や職場の人間関係のストレス、食生活の乱れなど潰瘍をとても起こしやすい生活環境にあるといえます。胃・十二指腸潰瘍の再発防止の予防のためのチェックポイントを挙げてみました。
■充分な睡眠時間の確保。■バランスのとれた食生活。摂取も規則正しい時間に。■過労・オーバーワークに注意して必ず休息をとる。■お酒はあまり飲まないように注意。■タバコもおすすめできないので禁煙が望ましい。■リラックスした精神状態を作れるように、趣味などを充実させると良い。■食べすぎ・早食いはしないように。■刺激の強い食べ物(香辛料の多いものなど)は控えましょう。
以上、普段からの生活習慣を見直すことによって、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の再発を予防していきましょう。